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【子育て】虫除け対策〜アウトドア編〜

Shibaura Fam.(シバファム)のマリーです。

いよいよ夏本番!

晴れる日が増えてきたので外出する機会が増えてきた方も多いのではないでしょうか。
今後は、パパと子どもといっしょにアウトドアに行きたいと話すことも増えています。それと同時に、気になってしまうのが子どもの虫除け対策です。

◆子どもの肌は大人以上に敏感。虫除けグッズにも注意が必要!

<a href="https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/lP_FbBkMn1c?utm_source=unsplash&utm_medium=referral&utm_content=creditCopyText">Unsplash</a>の<a href="https://unsplash.com/@robbie36?utm_source=unsplash&utm_medium=referral&utm_content=creditCopyText">Robert Collins</a>が撮影した写真

娘は敏感肌なのでいろいろと気を使っていきたいということもあり調べてきました。

最近お出かけのときには、虫除けグッズのなかでも一般的なスプレータイプのものを使用しています。
とくにオーガニックや天然由来成分を含んでいるものを選ぶようにしています。

「虫除け」と一言で言っても、スプレータイプやジェルタイプのものがあったり、成分もオーガニック成分にこだわったもの、防腐剤・香料無添加など種類が多岐にわたりどれを使用するのがいいのか迷ったことがあります。

また、幼い子どもの肌は刺激に対して弱いので、大人向けの商品に含まれている成分だと刺激が強いこともあります。

子ども向けの虫除けや自然由来成分を生かした商品を主に使用しています。

◆大人よりも子どもに虫や蚊が寄ってくる?

大人よりも子どもに虫や蚊が寄って来やすいということを聞いたことがある人はいるのではないでしょうか。

蚊は体温や汗のにおいに引き寄せられやすいそうです。大人に比べて体温が高かったり、遊びまわってたくさん汗をかくことが多い子どものほうが蚊を集めやすいです。

◆用途別のメリットに合わせて使いわける

虫除けグッズにも効果的なシチュエーションというものがあります。
こちらではタイプによっておすすめの使い方についてまとめました。

・スプレータイプのメリット
持ち運びしやすいタイプなので、お散歩やおでかけ、キャンプ、BBQなどアウトドアシーンにぴったりです。
手軽な虫除け対策として人気なのがスプレータイプです。

・ジェルタイプのメリット
ジェルタイプは手に取ってから使うことで全身にムラなく使いやすいのがメリットです。
足首や腕の裏など塗り残しがちな部位にも使用しやすいです。
おでかけするときに毎回塗るのは面倒なので、自宅で塗るときに多用しています。

◆虫除けスプレーの注意点

子どもに使うときの注意点ですが、とくに「ディート」という成分への注意が必要です。毒性が強い成分ではありませんが、虫を避ける効果が高いため、肌の抵抗力が弱い子どもには影響が出てしまうことがあるそうです。

もちろん、メーカーが提示している使用方法や使用回数、期限などを守って使う分には問題ありませんが、目や口に入らないように十分な配慮が必要です。

ごくまれですが、高濃度のディート製品には神経障害や皮膚炎などの副作用を引き起こすことがあり、厚生労働省ではディートの「濃度表示の義務化」や「小児(12歳未満)への使用時の制限」などの通達を出しています。

参照:厚生労働省 検疫所
https://www.forth.go.jp/useful/attention/14.html

小さな子どもが使う場合にチェックするといいポイント
・ディートフリーや低濃度の記載がある
・イカリジン配合
・天然由来成分のハーブ配合

ディートの含有量が30%の製品は虫除け効果が高い分、副作用が心配なので、普段使いはせずにアウトドアの時に使用するなど状況に応じて使い分けることがおすすめです。
普段使いで選ぶなら、ディート含有量は「10%」、イカリジン含有量は「5%」を目安に考えています。

子どもの虫除け剤を選ぶときは、大人が使用する前提で考えないことが大事です。
はじめて使用する虫除けグッズを使用するときは少量を試しに使って様子をみてください。
少しでも異常があったらまずは洗い流して、かかりつけの小児科の医師にご相談するようにしてください。

◆虫が嫌う天然由来の成分について

自然界には虫が嫌う成分を分泌する植物・ハーブがあります。
わたしがアロマとして使用しているハーブもありました。

自然由来の成分を抽出した虫除け商品を愛用しています。

・虫が嫌う天然ハーブの一例
和ハッカ、セイヨウハッカ、レモングラス、ユーカリ、ラベンダー、ティーツリー、ペパーミント

天然の虫除けに使われている代表的な成分は、ユーカリ、レモングラス、ヒノキなどがあります。
これらの香りは「虫は嫌うけれど人にとっては心地良い」というものです。部屋の中でも寝室やリビングなどで気軽に使うことができます。

100%植物由来の製品は肌への刺激が比較的少ないと言えます。
噴射ガスを含んでいないミストだと、より肌に優しく使用できます。

以下には、代表的な天然ハーブである、ハッカについて紹介します。

・ハッカとは
全世界に分布・栽培されている天然ハーブがハッカです。
様々な種類がありますが、和種薄荷(ニホンハッカ)、西洋薄荷(ペパーミント)、緑薄荷(スペアミント)など広い意味ではミント全般の総称です。

日本では一般的なハッカですが、その特徴としてはペパーミントやスペアミントのように鼻を抜けるスッキリとした匂いが特徴的です。

人によっては苦手意識がある人も多いかも知れません。
また、自宅でネコやイヌを飼っている人は、事前に獣医師さんに相談しておくことをオススメします。
ハッカの種類によっては、動物が苦手なものや体調に影響を及ぼすこともあるので、大事な家族の一員である動物にも気を配ることが欠かせません。

◆天然成分や自然由来成分の落とし穴

天然成分や自然由来、オーガニックの商品にも注意が必要です。
というのも、天然成分・オーガニック=「安全・安心」ではないからです。

子どもに限らず大人であってもその人の肌に合わない場合もあります。
新しい商品を使用するときには、対象年齢をよく確認してから少量を試用して肌荒れやかゆみが起こらないことを確認してから使用する事をオススメしています。
肌に少しでも違和感があったときには、試用をやめて皮膚科のお医者さんに診察してもらうのが安心です。

◆天然成分って

天然成分というのは、自然界にもともと存在している成分のことです。
花や木、ハーブなどの植物、粘土、鉱石類などを原料にします。

逆に、自然界にもともと存在しないのが合成成分という成分です。
おもに、石油を原料にして人工的に作られたもので、もともと自然界には存在しないものをそう呼びます。

天然由来成分とは、植物を原料にしてつくった『合成成分』のことです。
「天然由来成分=お肌にやさしい・安心」ではありませんのでご注意ください。
できあがるのは「合成」してできた成分なので、それがお肌にどういう影響を与えるか事前に確認しておくことが必要になります。

◆まとめ

虫除け商品に頼り切るだけでなく、こまめに汗を拭き取ったり、着替えさせて清潔な服装をすることが大事です。

シーンや娘の体質・肌質に合わせて使い分けていきたいと思います。
それでは今日はこのあたりで。

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