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【イベントレポート】例大祭に参加して、お神輿を担いできました

Shibaura Fam.のお祭り男、がくです。

芝浦のコミュニティサイトShibaura Fam.(シバファム)にお越しいただき、ありがとうございます。

今回は、6月11日に開催されていた御穂鹿嶋神社の例大祭についてレポートします。
すこし前の体験レポートになりますが、芝浦で開催される歴史と伝統のあるお祭りの魅力をお届けできれば幸いです。

◆約4年ぶりに開催されたお祭り(神輿渡御(みこしとぎょ))とは

4年ぶりに”例大祭”が開催されました。

例大祭とは、神社で一年に一度行われる特別なお祭りのことです。
神社によっても異なりますが、一般的な例大祭では地域の子孫や住民の安全や商売繁盛を祈るお祭りです。
似たような行事として祈年祭というものもありますが、それは豊作を祈るお祭りです。

今年は、コロナが収束したことで4年ぶりとなる開催になりました。
朝から神輿渡御(みこしとぎょ)という神事が行われ、御神体が本社から御旅所(おたびしょ)まで、氏子たちがお神輿を担いで練り歩いていきます。

芝浦の神輿渡御はすこし特別でした。
というのも、神輿を担いだままで本芝、海岸、芝浦1丁目、芝浦2丁目を練り歩くのですが、担いでいるお神輿を各町内会で受け渡しをしていく連合神輿だったのです。

ちょっとだけ専門言葉が溢れ出てしまいましたが、
簡単に話すと、お神輿を担いで芝浦地域内の約4.5kmの道のりを6時間かけて歩きました。
(リレーのバトンみたいなものです)

神事がメインのお祭りではありますが、
同時に地域交流の場にもなっており、近隣の地域の方とお神輿を通じて交流することができました。
今回は、コロナ禍で約4年休止していた分、地域の方に元気や活力を届けるために盛り上げていこうと一丸となってきました。

◆御穂鹿島神社のご紹介

東京都港区芝に鎮座している神社
御穂鹿嶋神社(みほかしまじんじゃ)

本芝地区(現在の芝4丁目)にある真新しい新社殿が特徴的な神社。
社殿は新しく建てられたばかりですが、「御穂神社(創建1479年頃)」と「鹿島神社(創建1624年頃)」が2004年に合祀された神社です。
両社に奉られていた神様に合わせて、事業成功、出世開運、勝利祈願、旅行安全、武芸上達などのご利益があるといわれています。

御祭神:
 御穂神社:藤原藤房卿(ふじわらふじふさきょう)
 鹿島神社:武甕槌命(たけみかづち)
社格等:村社
例大祭:6月10日
所在地:東京都港区芝4-15-1
最寄駅:田町駅・三田駅

◆参加レポート

最初はぼく自身、久々のお神輿だったり、はじめての場所でのお神輿ということもあって緊張して声が出せていませんでした。

周囲の方からの背中押しが増えていく中でぼくも「わっしょい。わっしょい」という言葉に熱を帯びて、それに応えるように周囲の方の声にもさらに活力が込められていきました。
神輿後に、担ぎ手をしていた人を中心に地域の方と話をしました。

「夏がはじまったことを実感する」
「朝から気分が良かった」
「昨日から興奮して眠れなかった」
とみなさん興奮した感じで話してくれました。

初対面の人ばかりでしたが、一度でもいっしょに担ぎ手を経験すると、老若男女関係なく通じるものがありました。
あらためて、お祭りやお神輿という伝統行事の魅力を体感することができました。
本芝、海岸、芝浦1丁目、芝浦2丁目の人々に背中を押していただいたことで、とても嬉しい気持ちになりました。
各町内の場所やお店、そして人の魅力を体感してきました。

お神輿を担いでいるときに「わっしょい、わっしょいと担いで上下させるのにも意味があります。
これは御神体でもあるお神輿をすこしでも高く天に掲げるためだったり、魂を元気づけるためという理由があります。

今回はぼく自身の魂が元気づけられたのかもしれません(笑)
それでは今日はこのあたりで。

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