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ToggleShibaura Fam.のソンちゃんです。
1年もあっという間で、気が付けば新年を迎える時期になりました。
芝浦・海岸地域では、1年を締めくくる行事として12月にもちつきが行われました。
たくさんの子ども達や家族連れ、近隣住民の方々が参加されました。
今回は、そんなもちつきの体験レポートをお送りします。
その前に、そもそももちつきとはなんだろうという事で、日本の伝統行事であるもちつきについて調べてみました。
◆なぜもちつきをするのか
もちつきは日本の伝統ある行事ですが、みなさんは、なぜもちつきをするのかご存知でしょうか。
日本のもちつきは、子孫繁栄(しそんはんえい)や一族の繁栄を願うための行事とされています。
この風習は、古くから稲が神聖視(しんせいし)され、お米が生命力を象徴すると信じられていたことに起源します。
特に米をついてできたおもちは、その力強さからお祝い事や特別な日に食べられるようになりました。
鏡餅(かがみもち)はその一形態で、神様に感謝を捧げつつ、新しい命や力を得ることができるとされています。
さて、次は実際に参加したもちつきの体験レポートをお送りします。
◆芝浦一丁目町会年忘れもちつき大会

まずは芝浦1丁目で行われたもちつきです。
芝浦1丁目地域に住んでいる方は、誰でも参加できます。
1丁目のもちつきでは、オーソドックスな木の杵(きね)と臼(うす)を使って行われます。
「よいしょー!、よいしょー!」の掛け声とともに、もちつきを行いました。
もちつきは、町会に加盟または、芝浦1丁目に住んでいれば誰でも参加ができます。
つき手の方々はベテランの方が多いですが、初めてもちつきをする人も、つき手を体験する事ができます。
おもちの味は、きな粉・あんこ・醬油の3種類が提供されました。
おもちと一緒に、豚汁なども提供され、おもちとの相性は抜群でした。
小さい子どもも、一緒にもちつきを楽しみながら、笑顔が絶えないもちつきとなりました。

◆海岸2・3丁目商店会もちつき大会

続いては、海岸のもちつきです。
海岸地域に住んでいる方は、誰でも参加できます。
海岸のもちつきでは、臼は石臼を使います。
石臼の場合、使用開始前に石臼を温めます。
理由は、石臼が冷たいままもちつきをすると、暖かいもち米が冷めてしまい、おいしいおもちにならないからです。
石臼でつくと、普段の木の臼とはまた違ったいい音が鳴り、また別の楽しみ方ができます。
もちつき当日はおもち以外にも、おでんや焼き芋などが振る舞われました。

◆まとめ
芝浦・海岸地域のもちつきは、毎年12月に週毎に町会ごとに実施されています。
今回で3回目の参加となりますが、年々町会の方々が温かく迎えてくださり、本当に地域の繋がり、人の温かさを感じています。
イベントを通じて、住んでいる地域の人達と関われる機会をもっと増やし、家族と地域の架け橋になるべく今後も継続していっていただきたいですね。
シバファムでも、毎年もちつきに関する情報を発信していくので、ぜひご覧ください。
来年の12月は、近くの町会のもちつきに参加してみてはいかがでしょうか。
それでは今日はこのあたりで。