【イベントレポート】潮風と歓声が交わる一日!お台場「第19回水辺フェスタ」に行ってきた!

Shibaura Fam.のべビスタです。
2025年9月23日(火曜・祝日)に港区台場地区にて開催された『第19回水辺フェスタ』に行ってきました!

◆水辺フェスタとは

「芝浦、海岸2・3丁目地区」「港南地区」「台場地区」の地域間での交流を図ることを目的とした6人乗りゴムボートによる地域対抗ボートレース大会と、ステージパフォーマンスを楽しめるイベントです。
2006年より始まり、今回で19回目の開催でした。

今年もぼくたちシバファムは、芝浦・海岸地区の代表としてボートレースに出場。
観客としても全力で楽しみつつ、 ぼくも含め数名で参加者の皆さんにアンケートも行ってきました!

今回は、実際に参加しての体験とアンケートの結果もまとめましたので、来年以降参加する方へのお役に立てればと思います。

◆会場までの道のり

天気は秋晴れで、海辺のイベントとしては最高の天気でした。
会場の最寄り駅は「ゆりかもめ・お台場海浜公園駅」で、そこから会場までは徒歩数分程度。

皆とで改札で待ち合わせをしてから駅を降りると、さっそく潮風がふわりと香り、海が近いことを実感します。
階段を下り、海沿いの道路を渡った先に広がっていたのは陽の光を受けてきらきらと輝く海!


この先が今日の舞台 『水辺フェスタ』の会場です。
会場に着くと、砂浜に立つ巨大なアーチが「ようこそ!」と出迎えてくれました。

◆会場の雰囲気


浜辺にて巨大なアーチがお出迎え。


海の向こうにはレインボーブリッジ、振り向けばお台場のビル群。
そんな絶景を背に、続々と人が集まり、浜辺は次第に賑わいを増していきます。
ボートレースに出場する選手の方用に専用のテントが用意されてますが、僕らは木陰にレジャーシートを広げて休憩場所を確保。
同じようにレジャーシートを敷いているグループや、テントを準備してきたグループ、テーブルや椅子まで用意してきたグループもいて、まるで小さなキャンプ場のような雰囲気になってました。

今回のイベントの目玉の一つは選手の衣装です!
お揃いのTシャツを作って参加するチームもあれば、中にはクレオパトラの衣装、女子高生のコスプレ、ひまわりを模した被り物など様々な恰好で参加され、イベントを盛り上げていました!

ぼくたちシバファムチームのメンバーは某国民的大人気バトル漫画のキャラクターのコスプレをして参加!
漕ぎ手メンバーの写真は港区の公式Xにも掲載して頂きました。


◆開会式

10時半に開会式がスタート。
実行委員長の挨拶に続き、子どもたちによる元気いっぱいの選手宣誓がありました。
その声に拍手が起こり、あっという間に会場の空気がひとつになりました。

◆出店店舗

浜辺の一角には、イベントをさらに盛り上げる飲食ブースやキッチンカーが並んでいました!

まず目に入ったのは、港南地域から出店のBrilliamo Coffee & Burger’s。
香ばしいハンバーガーの香りが口の中に広がり、焼きたてのパティは肉厚でジューシー。ひと口食べると、思わず笑みがこぼれるおいしさでした。

その隣にはお台場から出店のお台場クラフトビール制作委員会のブース。
三浦半島でつくられた多彩なクラフトビールが並び、グラスに注がれた泡が黄金色に輝きます。
潮風を感じながら飲む一杯は格別で、まさに海辺ならではの贅沢な時間でした。

そして芝浦地域からは、ギフトショップregalo(弊社関連事業)とみなと工房のブース。
regaloではまだまだ暑さの残る日にぴったりの、キンキンに冷えたみかんゼリーや、ビールに合うおつまみチップスを販売。
みなと工房ではかき氷とハンドメイド雑貨を販売。
海辺の景色とおいしい食べ物、そして笑顔があふれる空間が広がっていました。

ボート乗船体験、ビーチイベント

レースやステージの他にも当日来場者が参加できるイベントも開催していました。
エンジン付きボートの体験会があり受付テントで整理券を配布していました。
こちらは大人気で整理券の配布開始をするとすぐに定員がいっぱいになっていました。
ぼくたちも乗船したかったのですが、今年は間に合わず、来年は整理券を確保したいと思います!

他にも砂浜では子どもたちが遊べるビーチイベントを3つやっていました。


・ビーチサンダルとばし
・ビーチタグラグビー
・乳幼児向け砂遊びコーナー

アンケートを取りながら、お子様連れの参加者の方々に話を伺ったところによると、「ビーチタグラビー」が特に子どもには人気とのこと。
ただ、もっと子供向けのイベントを増やして欲しいとの意見も複数いただいたので、もしかしたら、イベントがあることを知らない方も結構いたのかなと思います。

◆白熱の地域対抗ボートレース

イベントのメイン企画は「地域対抗6人乗りゴムボートレース」
「芝浦・海岸2,3丁目地区」「港南地区」「台場地区」から、それぞれ1艇ずつ出艇して、ゴールを目指します。地域のプライドをかけた熱いレースです。

レースのルールを簡単に説明します。

① チーム編成
1つのボートは6人チーム。男性だけ、女性だけでもOK、もちろん男女混合もアリ。
子ども部門はちょっと特別で、5人の子どもに1人の大人が付き添います。

② コースの流れ
スタートは3地区のボートが横一列に並んで一斉スタート!
折り返し地点に浮かぶ大きな「スイカ(バルーン)」を回ってスタート地点へ戻ります。
子ども部門は、少し手前に用意された「バナナ(バルーン)」が折り返しポイント。

③ ゴールまでのドラマ
砂浜にたどり着いたら、最後の見せ場。
全員で手をつないでゴールラインまで走り抜けます。
「全員で一緒にゴール」しないといけないので、ボートから降りる瞬間からゴールまでの動きが大事! ここでチームワークが光ります。

④ 勝敗の決まり方
各レースで順位毎に応じてポイントが入り、その合計点で最終的な優勝地区が決まります。


実際のレースでは、各チームが思い思いの恰好で登場しました。
おそろいのTシャツで参加するチームもあれば、仮装で場を盛り上げるチームもいて、スタート前から会場は笑顔に包まれていました。
ちなみに、ぼくたちシバファムチームの仮装も大好評で、港区の公式Xでも取り上げて頂きました。

砂浜では、子どもたちが大きな声で「がんばれー!」と叫び、大人たちも思わず前のめりに。
自然と会場全体が一体となって応援ムードに包まれていきました。
特に盛り上がったのは、折り返し地点に浮かぶ巨大なスイカ(バルーン)を回る瞬間。
ここが意外と難しく、思うように回れず苦戦するチームもあります。
そのため、スムーズにターンを決めたチームには、ひときわ大きな歓声がわき起こりました。

そして、最後に全員で手をつないでゴールを駆け抜ける姿には、勝敗を超えて「地域の人たちが本気で力を合わせている」ことが伝わってきました。

◆ステージイベントの様子


レースの合間には、地元団体によるステージも行われました。
子どもたちのダンスや空手の演武、大人たちによる合唱やダンス、ギター等の演奏など、次々とプログラムが披露され、会場を盛り上げました。

子どもたちを見守る親御さんたちの表情が、とても誇らしげで、演技を終えた後の拍手に思わず笑みがこぼれる姿が印象的でした。
ある保護者の方は「こういう場所があるのは本当にありがたい」と話してくれました。

また別の方は、人が多く集まる場所で披露する機会はなかなかないので、こうして舞台を用意していただけるのはありがたいです」と語ってくれ、地域の人たちにとっても大切な時間になっていることが伝わってきました。

◆閉会式

熱戦の数々が終わり、会場はいよいよ閉会式へ。
各レース優勝チームの表彰や特別賞の授与、そして総合結果の発表が行われました。
ステージの上では、全力で頑張ったお父さんたちに、子どもたちから「かっこよかった!」と声をかける姿も。
そのやりとりに会場全体が和やかな空気に包まれ、地域ならではの温かさを感じる時間となりました。

ステージに置かれた得点ボードを一斉にめくると、見事優勝に輝いたのは港南地区でした!

式のあとには、参加者全員でごみ拾いを行いました。
「楽しんだ場所をきれいにして帰る」そんな姿勢がこのイベントの魅力をさらに引き立てていました。

◆アンケート結果から見えたこと

今回の水辺フェスタでは、手持ちのボードにシールを貼って答えていただくアンケートを実施しました。
赤=港南、青=お台場、緑=芝浦・海岸、黄=その他、という4色のシールを使い、参加者の声を集めています。

①水辺フェスタを何で知ったのか

やはり一番多かったのは「港区の広報や学校・保育園からの案内」。
87票と圧倒的で、地域の教育機関や掲示板を通じて情報が広がっていることが分かります。
一方でSNSはまだ少数派。
口コミや知人経由で知った方も32票あり、地域のつながりが情報拡散に大きく貢献しているのが印象的でした。

実際にお話を伺うと、大半の方はフェスタ参加者本人やご家族・友人でしたが、なかには「娘や孫が出場するから」と、なんと愛媛県から駆けつけたご夫婦も!
地域を越えて応援が広がっていることを実感できる、印象的なエピソードでした。

②水辺フェスタに何回参加したことがありますか?

結果を見ると、「3回目以上」と答えたリピーターが78人と全体の過半数を占めていました。
一方で「はじめて」という方も36人いて、新しい参加者が毎年増えていることも分かります。
地域に根付きながら、新しい人を巻き込んで広がっているのが水辺フェスタの魅力ですね。

以上の結果となりました。
特に各地域の学校から案内などがある、マンションの掲示板などで知るなどというのが多かったので、地域の輪が広がっていることを肌で感じました。

③ シバファムを知っていますか?

「名前を知っている」「利用したことがある」と答えた方は5人。
圧倒的に多かったのは「知らない」という回答で、まだまだ認知度はこれからだと分かる結果になりました。
それでも、イベントを通じて知っていただけるきっかけになったのは大きな一歩。来年に向けて、さらに広げていければと思います。

◆さいごに

地域のみんなが同じ方向を向いて、全力で盛り上がる
――その光景に心が熱くなりました。

来年の水辺フェスタは、記念すべき第20回
さらに大きな盛り上がりになること間違いなしです!
ぼくたちシバファムも、参加する予定です。

ぜひ来年は、あなた自身もこの熱気を体感しに会場へ足を運んでみてください。
それでは今日はこの辺で。

【関連コラム】
今回ボートレースの参加者の方々に、インタビューをさせていただきました。
参加理由、参加してみての感想などをまとめたコラムです。
下記リンクより見ていただければ幸いです。

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