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こんにちは!Shibaura Fam.のさっちゃんです。
だんだんと秋も深まり、今年も残り2ヵ月を切りました。
年末や来年のことも、そろそろ考え始める時期ではないでしょうか。
衣替えの時期ということもあり、私も来年のトレンドカラーが気になってきています。
トレンドカラーには、今の社会がどんなものを求めているかなど、世の中の雰囲気が映し出されていたりもします。
そんな“時代の色”を、家庭の中で子どもと一緒に感じ取ることは、感性や心の豊かさを育てる大切な「色の教育」になります。
今回は、トレンドカラーを通して家庭でできる「色の学び」について考えてみましょう。
◆「今の時代の色」ってどんな色?

トレンドカラーといえば、ファッション業界を思い浮かべる方が多いかもしれません。
雑誌の「ELLE」を見ると、2026年春夏のトレンドカラーは、自然と調和する色がメインのようです。
List item 1
List item 2
List item 3
- 清潔感や知性を感じさせる「アイスブルー」
- 落ち着きとおしゃれ感のある「オリーブグリーン」
- やわらかくクリーンな印象のある「サンドベージュ」
- 甘さとモード感のある「ダスティローズ」
- 陽気でフレッシュな「シトラスイエロー」
(参考:https://www.elle.com/jp/fashion/trends/a66139148/2026ss-trendcolor-260919/)
全体的に「自然」「安らぎ」「やさしさ」「希望」といった、癒しと再生のムードで統一されています。
先が見えにくい不安定な時代だからこそ、心を整え、安心を感じる色を求めているということが伺えます。
派手な色よりも、穏やかな強さとやさしい前向きさがトレンドの中心になっているようです。
このようなトレンドを、子どもと一緒に感じ取ることが「感性の教育」につながります。
◆「トレンドカラー」で感性を育てる
色は人の感情に、直接影響を与えます。
例えば、青は集中力を高め、緑は安心感を持たせます。
黄色は好奇心や社交性を育て、赤はやる気を引き出します。
このように、色は感情や行動に影響を与えるため、子どもにとっては、“言葉のいらない教育”になることもあります。
学習机まわりは青系でまとめたり、家族が集まるリビングには黄色を取り入れて明るさを出してみたりすると良いかもしません。
色をうまく使って家庭の空気や学習環境を整えていくことで、家族の仲が深まったり、教育のサポートにもなります。
◆家庭でできる“色の教育”のヒント

まずは小さなことから始めよう!ということで、子どもとの日々のコミュニケーションで、色をテーマにするのがおすすめです。
例えば、「この色を見るとどんな気持ちになる?」「今の季節に合う色ってどんな色?」
など、色を言葉にすることで、感情表現・語彙力・観察力を育てることができます。
また、お絵描きや洋服選び、部屋のインテリアなど、日常の中で
「どんな色が好き?」「この色はどんな気分?」と子どもに問いかけてみるのもおすすめです。
感じたことを言葉にすることで、自己表現力と観察力が育ちます。
“トレンドカラー”をきっかけに、子どもと色を感じ、考える習慣ができると素敵です。
◆さいごに
色を感じ取ることは、心の状態を知ることでもあります。
豊かな色感覚は、人への思いやりや創造力にもつながるものです。
変化の多い時代だからこそ、“色を感じる心”が、子どもたちのしなやかに生きる力になっていくと思います。
家庭でできる小さな色の教育が、子どもの心を豊かに育てる第一歩になるかもしれません。
それでは今日はこのあたりで。