Shibaura Fam.のソンちゃんです。

梅雨が明けると、本格的な夏がきますね。
夏といえば、「そろそろお中元の内容をどうしようか、今年はどんなものを贈ったら喜ぶだろうか、初めてのお中元で、いつ渡せばいいのだろう」などと悩まれる方もいるのではないでしょうか。

今回は、お中元の起源や、大事なマナーなどについて、そして最後は田町・芝浦で、お中元を購入できる場所を紹介します。

◆お中元の起源は？

さっそくですが、お中元の文化は、いつから始まったのでしょうか。
その起源は複数の文化や信仰が融合して現在の形になったと考えられています。

お中元の最も直接的なルーツとされるのが、中国の道教に由来する「中元節（ちゅうげんせつ）」です。
「中元節」というお祭りがあり、中国の「道教（どうきょう）」の考え方が発祥みたいです。
中国から伝わった中元節は、仏教の「盂蘭盆会（うらぼんえ）」（お盆）と結びつき、 インド国から「仏教（ぶっきょう）」が中国に伝わりました。
そして、仏教が日本に伝わり、「中元」と「盂蘭盆会」がお盆の行事となっていったといわれています。
ご先祖様を大切にする文化が全部合わさって「お中元」になりました。

日本のお中元は、室町時代、公家の間で広がっていき、江戸時代には庶民にも馴染みのある習慣へと変化していったそうです。
お中元が現在の様に、仕事関係やお世話になった方へ贈るようになったのは、明治30年代の事だといわれています。
当時は、百貨店などが売上が落ちる夏の時期に大売出しを行っていたこともあり、夏に定着していったみたいです。

今でも、「年の初めから中元までの半年間お世話になりました」という感謝の気持ちや、「暑い夏にお体大丈夫ですか」という心遣いの意味が込められており、日本人の美しい習慣の一つとなっていますね。

◆お中元のマナーについて

実は、お中元を贈るときにもマナーがあります。
贈る時期、品物の費用や選び方、包装の仕方などにマナーがあるのでご紹介させていただきます。

◎贈る側のマナー
＜贈る時期＞
地域によって慣習が異なることがあります。
一般的にお中元の時期は、7月の上旬から15日頃とされています。地域によって時期が異なる場合は、相手の地域にあった時期を選ぶといいです。

関東地域では、7月15日を中心にお中元を贈ることが一般的です。しかし、旧暦7月15日を基準とする地域もあります。
関西地域では旧暦7月15日を基準としていることが多く、新暦（現代の）8月15日頃がお盆とされています。

<参考>
・北海道：7月中旬～8月15日
・東北・関東：7月初旬～7月15日
・北陸：7月初旬～7月15日もしくは7月15日～8月15日（地域によって異なる）
・東海・関西・中国・四国：7月中旬～8月15日
・九州：8月1日～8月15日
・沖縄：旧盆の期間（旧暦の7月13日～7月15日にあたる日にち）
※沖縄は旧盆の期間にお中元を贈りますが、毎年日付が異なるため要注意です。

その地域でのお中元の時期に迷ったときは、上司や先輩、ご両親などの諸先輩に確認しておくことがおすすめです。

＜費用感＞
個人宛のお中元は【3,000円〜5,000円】が相場といわれています。
特にお世話になった相手や法人宛のお中元は【10,000円ほど】に収めるのが相場といわれています。
お中元は一度贈ったら毎年継続して贈るものです。
贈る側にとっても、贈られる側にとっても負担になりにくい金額を設定するといいですね。

◎もらった側時のマナー
お中元をもらった場合は、必ずお礼状を送るのがマナーであり礼儀です。
メールなどで簡略化せず、書面でお礼をし、なるべくお中元を受け取ってから1週間以内には送ることを心がけるといいと思います。
また、お礼状は、パソコンで作成しても手書きにしてもどちらでも構いませんが、横書きではなく縦書きで作成するのが一般的とのことです。

◆田町・芝浦で買えるお中元におすすめの商品

芝浦には、お中元選びにもおすすめなギフトショップがあります。
さまざまな商品を揃えているみたいなので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

regalo

【regaloで購入できるおすすめ商品】

◎TSUTSUMI 炊き込みご飯の素セットD　2,916円（税込）

◎お茶漬け最中セットD　2,160円（税込）

◎THE TREE TIMES　エディブルフラワークッキー 12枚入り3,240円（税込）

◆最後に

今回はお中元の起源や、マナーについて紹介しました。
マナーや文化はありますが、いずれにしても相手に喜ばれるようなものを贈りたいですね。
相手が喜ぶ顔を思い浮かべながら、今のうちから、お中元の準備をしてみてはいかがでしょうか。

それでは今日はこのあたりで。