夏の思い出を安全に ~海水浴で気をつけたい3つのポイント~

Shibaura Fam.のソンちゃんです。

暑さが厳しくなる季節、家族や友人と海水浴に出かける機会もあるのではないでしょうか。
青い空と広がる海、楽しい時間が待っている一方で、水辺には思わぬ危険が潜んでいるのも事実です。

そこで今回は、海水浴をより安全に楽しむための3つのポイントを紹介します。


◆「天候・海の情報」を事前にチェックする

まず大切なのは、その日の天候や海の状況をきちんと把握することです。
台風の影響や強風、高波が予想される日は、晴れていても遊泳が危険です。
また、遠浅に見えても急に深くなる海底や、離岸流と呼ばれる沖に引き込む流れなど、海ならではの自然の力に注意が必要です。

遊泳が可能かどうか、注意喚起の掲示が出ている海水浴場も多いので、現地のルールを必ず確認しましょう。
万が一に備えて、ライフセーバーや監視員が常駐しているビーチを選ぶことも、安全性を高めるポイントです。

◆子どもは常に「大人の目と手が届く距離」に置く

子ども連れの海水浴では、大人の役目は非常に重要です。
子どもは浮き輪を使っていても、波にさらわれたり転倒したりするリスクがあります。

ほんの数秒の油断が、事故につながることもあります。
理想は、大人が1人以上、目と手が届く距離で子どもを見守ることです。
砂浜で遊んでいる間も、海岸線の変化や潮の流れによって予想外の場所へ移動してしまうことがあります。
迷子対策として、目立つ色の水着や帽子を身に着けさせると見失いにくくなります。
また、救命胴衣や浮き具の使用も有効ですが、「それがあれば大丈夫」という過信は禁物です。あくまでも補助的な役割と考え、保護者の目配りと声かけを最優先にしましょう。

また、大人でもお酒を飲んだら海に入らないようにしましょう。
アルコールを摂取した状態だと、判断力も鈍り事故につながる恐れがあります。

◆「熱中症・日焼け・クラゲ」にも要注意


海辺では涼しい風が吹いていても、熱中症のリスクは非常に高いです。

日差しを浴びて遊んでいると、体力が急激に消耗されていきます。
こまめな水分補給と休憩、帽子やラッシュガードの着用は欠かせません。

日焼けも放置するとやけどのような症状になることもあります。
日焼け止めは、2〜3時間おきに塗り直すことが大切です。
特に子どもの肌はデリケートなので、専用の低刺激タイプを使用しましょう。

さらに、夏の後半に増えるのがクラゲの被害。
刺されると激しい痛みやかゆみを引き起こすことがあります。
クラゲよけローションの使用や、クラゲの出現情報を事前にチェックしておくと安心です。万が一、刺された場合には、海水で洗い流し、冷やして応急処置をし、必要に応じて医療機関を受診しましょう。

◆まとめ


海は開放感に満ちた魅力的な場所ですが、その反面、自然の力を甘く見ると危険も隣り合わせです。
事前の情報収集とちょっとした心がけが、事故を未然に防ぎ、大切な人との夏の思い出をより豊かにしてくれます。
今年の夏も、しっかり備えて、笑顔あふれる海水浴を楽しみましょう。

上部へスクロール